衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年02月07日    火曜日     第3開示 合計3850開示

なぜ悪夢を見ている時に念仏を唱えると悪夢が消えるのでしょうか

意識が普段念仏を唱えることで、意根に染み込ませ、意根の心に仏が宿り、念仏の功徳も理解するようになる。夢の中で危険な状況に遭遇した時、直接仏念を呼び起こし、仏名を唱える。仏名は自然と口をついて出てきて、意識で考えて念仏するかどうかを改めて決める必要はない。夢の中で念仏を唱えられるのは真の念仏であり、それによって仏を感応し、仏力の加護を受けると、悪夢は消え去る。境は心に随って転ずる。夢の世界は現実よりもさらに虚妄であるため、念仏の心が現れると、悪夢の境界は消え去り、心境は苦痛から静寂で安らかな状態へと転換する。

——生如法師の開示
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覚受と意根の関係

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