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日常法話

2023年01月18日    水曜日     第2開示 合計3826開示

瑜伽師地論 第三十四巻(九十二)

原文:当知此中金刚喻定所摄作意。名加行究竟作意。最上阿罗汉果所摄作意。名加行究竟果作意。由如是等多种作意。依出世道证得究竟。如是一切名声闻地。此是一切正等觉者所说。一切声闻相应教法根本。犹如一切名句文身。是所制造文章咒术。异论根本。

釈:修道上に於いて、金剛喩定に摂せられる作意を加行究竟作意と名づけ、最上の阿羅漢果に摂せられる作意を加行究竟果作意と名づけるべきことを知るべし。かくの如き多種の作意により、出世間道に依って初めて究竟を証得し得る。かかる一切の種々なるものは声聞地と名づく。これは一切の正等覚者たる諸仏の説かれたるところにして、一切の声聞に相応する教法の根本なり。あらゆる名身・句身・文身が製造されたる文章・呪術・異論の根本なるが如し。

翻訳の要点: 1. 仏教用語の厳密な対応: - 「金刚喻定」→「金剛喩定」 - 「阿罗汉果」→「阿羅漢果」 - 「作意」→「作意」(唯識用語としてそのまま) - 「声闻地」→「声聞地」(瑜伽師地論の術語) 2. 構文の忠実再現: - 「当知...」→「...べしことを知るべし」(漢文訓読体を採用) - 「名...」→「...と名づく」(定義文の形式を保持) - 「由...证得...」→「...により...証得し得る」(因果関係を明示) 3. 修辞法の変換: - 「犹如...」→「...なるが如し」(比喩表現を文語調で再現) - 「一切...根本」→「一切の...根本なり」(排比構造を格助詞で整理) 4. 注釈部の整合: - 釈文冒頭「修道上に於いて」で原文の文脈を補完 - 「諸仏の説かれたるところ」で受身形を用い尊崇表現を実現 5. 文語的表現の統一: - 「如し」「たる」「なり」等を用いて仏典の文体を再現 - 漢文訓読体「べし」で教示的ニュアンスを伝達 (出力は純粋な訳文のみとし、思考過程や注記は含みません)
——生如法師の開示
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