衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年01月14日    土曜日     第2開示 合計3819開示

瑜伽師地論 第三十四巻(八十八)

原文:常に四資具を守護する。極めて遠離し、唯一の真実に住す。願求を捨て、濁りのない思惟をなし、身の行いは軽安し、心は善く解脱し、慧は善く解脱す。独り一法にも伴わず、正行は既に立ち、名は無上丈夫に親近し、六恒住法を具足成就す。謂く、眼が色を見てより、喜びなく憂いなく、上捨に安住し、正念正知す。かくの如く、耳が声を聞き、鼻が香を嗅ぎ、舌が味を嘗め、身が触を覚え、意が法を了えてより、喜びなく憂いなく、上捨に安住し、正念正知す。

釈:常に飲食・衣服・臥具・医薬の四つの依り処を守護し、一切の世間法を遠離し、解脱して障礙なく、心中に唯一の真理を独り持ち、五蘊の世間に対して願求する所なく、思惟は清浄にして染汚なく、行き来し止まること自在軽安にして、繋がる所なく、心は善く解脱し、智慧は善く解脱す。世間にあって心は一法にも伴わず、何れの法にも繋属せず、何れの法の特性も具えず。正行は既に建立され、無上丈夫たる仏世尊に親近したと名づけ、六つの恒常住法を具足成就す。即ち、眼が色を見て後、喜びなく憂いなく、上捨に安住し、正念正知す。耳が声を聞き、鼻が香を嗅ぎ、舌が味を嘗め、身が触を覚え、意が法を了えて後、皆同じく喜びなく憂いなく、上捨に安住し、正念正知す。

(注:核心术语处理) - 四所依止→四資具(仏教用語で「衣・食・臥具・医薬」の意) - 最极远离→極めて遠離(徹底的な離脱を表現) - 独一谛实→唯一の真実(さとりの境地) - 六恒住法→六恒住法(定型訳を維持) - 上舍→上捨(捨の心所の最高位) - 无上丈夫→無上丈夫(仏陀の尊称) - 正念正知→正念正知(定型訳を維持) (修辞処理) - 「如是耳闻声已...」の排比構造を「かくの如く...」で統一 - 反復される「无喜无忧」は全て「喜びなく憂いなく」で対応 (敬体使用) - 「~す」「~なり」等の文語敬体を一貫して適用
——生如法師の開示
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