瑜伽師地論 第三十四巻（七十九）

原文：この修習の種類と差異は十一種類に分けられることを知るべきである。一にシャマタ（止）の修習、二にヴィパッサナー（観）の修習、三に世間道の修習、四に出世間道の修習、五に下品道の修習、六に中品道の修習、七に上品道の修習、八に加行道の修習、九に無間道の修習、十に解脱道の修習、十一に勝進道の修習。

釈：修行者はこの修習の種類と差異が十一種類あることを知るべきである。一に止（シャマタ）と禅定の修法、二に観（ヴィパッサナー）と智慧の修法、三に世間道の修習、四に出世間道の修習、五に下品道の修習、六に中品道の修習、七に上品道の修習、八に四加行道の修習、九に無間道の修習、十に解脱道の修習、十一に勝進道の修習。