衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2022年11月12日    土曜日     第2 回の開示 合計3744回の開示

瑜伽師地論第三十四巻(四十二)

原文:外別離無常性に依るとは、現前に資生の財宝有り。先には未だ変異せず。未だ別離無常の滅壊を為さず。後に時に王・盗賊・非愛及び共財等の劫奪する所と為り。或いは悪作の加行に由りて失壊し。或いは方便を求めて能く得ず。此の等の類は応に知るべし。是れを名づけて別離行に由りて無常性を知ると為す。

釈:外別離無常性に依るという意味は、現前に資生の財宝が存在し、先には未だ変化が生じず、財宝は未だ別離せず無常の滅壊もなかったが、後に王による没収、盗賊による略奪、愛さぬ者による強奪、他人との共有財産としての流出、或いは暴力行為による破壊、或いは再び容易に求めることができなくなったなどの現象によって知られるべきである。これらを以て、別離行に由りて無常性を知ると称するのである。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

瑜伽師地論第三十四巻(四十一)

次の記事 次の記事

意根は意識の俱有依です

ページのトップへ戻る