衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2022年10月11日    火曜日     第1 回の開示 合計3698回の開示

瑜伽師地論 第三十四巻(十五)

原文:いかにして内なる事柄の支節を尋ね考え、なされる変異の無常の性を。すなわち観見によって、自他の先時の支節に欠減なきを、後時に支節の欠減を観見する。王のなせる所作、賊のなせる所作、人のなせる所作、非人のなせる所作を見ることあり。この事を見てすなわち是の如き念いをなす。かくの如き諸行は、その性無常なりと。余は前に説く如し。

釈:内身の事柄が肢節に現れる変異無常の性を如何に観察するか。自他の肢節を観見し、先だっては欠減なく、後に肢節の欠減あるを見る。この事は王の刑罰によるか、賊の略奪によるか、他人によるか、非人によるか。これらの現象を観察して後、心にこの如き観念が生ず。すなわち、かくの如き諸行の性は実に無常なりと。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

瑜伽師地論 第三十四巻(其の十四)

次の記事 次の記事

瑜伽師地論第三十四巻(十六)

ページのトップへ戻る