衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2022年10月07日    金曜日     第1 回の開示 合計3695回の開示

瑜伽師地論第三十四巻(十二)

原文:いかにして内なる事の分位における所作を尋ね思うべきか。壊れ変わる無常の性質とは、自らまたは他者が少年の位より老位に至るまで、諸行が相続し前後に差別あり、互いに相似することなきを観ずることを謂う。この事を見るや、すなわちこのように考えるべきなり。かくの如き諸行の性質はまさに無常なり。何を以て故となすや。この内なる分位において前後に変異あること、現に得るべきが故なり。

釈:色身の分位に現れる壊れ変わる無常の性質を如何に観察すべきか。自らまたは他者が少年の位より老いたる位に至る期間において、諸行が相続して変異し、前後の差別の現象に相似する所なきを観察する。これらの現象を観察した後、心に次のような観念を起こすべきである。これらの諸行の性質は真に無常なり。何故この結論に至ったのか。色身における内なる分位において、幼きより老いるまで前後の変化と差異が、確かに現前に観察することができるからである。

——生如法師の開示
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