衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年02月11日    日曜日     第2開示 合計19開示

意根定の重要性

一心不乱に読書し、思惟し、物事を行うことは、いずれも意識の定(じょう)である。しかしながら、もし意根がこれに興味を持たず、読書や物事に定まらず、書物の内容に専心して注意を向けなければ、意識は定まることができるのか? それは全く不可能である。もし意根が定まらなければ、六識が定まることなど到底望めず、六識は猿のように散乱するであろう。たとえ意識が絶えず専心して注意を向けていても、無駄であり、やはり意根に引かれてあちこち彷徨うことになる。したがって、意根を調伏することが修行の極めて重要な点であり、聞・思・修・証はいずれも意根に落とし込まなければならず、そうして初めて努力が無駄にならず、必ず結果と果報が現れるのである。

——生如法師の開示
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いかにして意識の思惟を深細かつ明晰ならしめるか

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