繁中日語

日常開示

2018年02月13日火曜日第2 回の開示 合計34回の開示

催眠の原理と作用

催眠は、相手の状態が良好な際に深く導き入れ、相手の末那識に埋蔵された根深い習気を掘り起こすものである。相手が導きに従順であれば、末那識の習気を変えることができる。全ての現象は末那識が一切法を操作していることを示し、背後には阿頼耶識がそれと協働して一切法を変化・保持している。末那識は脳を制御することで全身を支配・動員し、その実行者は阿頼耶識である。六識は単なる道具に過ぎず、末那識によって利用されているに過ぎない。

意識の現行が減じて色身を一時忘却し、末那識に色身の存在や障害を認識させなければ、末那識は色身に神通に似た超常的行動を取らせることができる。末那識は阿頼耶識を活用し、色身を動員し一切法を操作する潜在能力を発揮し、エネルギーを放出して万物を支配・変化させる。これには阿頼耶識に仏国土や無数の色身を現出させることも含まれる。外道の神通もまた末那識の機能を発揮した成果である。

——生如法師の開示

修行者、世間法への貪着をいかに減らすか

誠心の懺悔による意根の心行と習気の改め