衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年02月22日    木曜日     第2開示 合計90開示

衆生の如来蔵における七大種子同一、業種相異なり

問:衆生の如来蔵に含まれる七大種子は全て同じでしょうか?衆生の識の種子も同じでしょうか?識の種子にはどのような分類があり、多くの種類があるのでしょうか?業種は基礎的な七大種子の組み合わせによって形成されるのでしょうか?

答:全ての衆生の如来蔵における七大種子は一切の区別がなく、識の種子も同様に一切の区別がありません。差異が生じるのは業種の違い、心所法の違い、五陰および識心の現れ方の違いによるものです。

識の種子は、眼識・耳識・意識・第七識の種子に分かれ、それぞれ七つの識を形成します。業種は身口意の行いが造作された後に残されるもので、形も相もなく、五陰の身口意による造作の事実を記録します。心所法の造作もまた、全て業種の形で収蔵されるのです。

——生如法師の開示
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第六識と第七識の区別

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どのような「知」が「正知」となるのか

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