衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年02月26日    月曜日     第5 回の開示 合計111回の開示

理解と解悟は本質的に異なる

解悟とは、如来蔵が大まかに作用している状況を推測したようなものであり、現量観察によって得られたものではなく、眼前の物を見るような明瞭さを有していない。推測による理解では、意根が依然として明らかでなく、心に不安定さが残り、確信に至らず、容易に転倒されやすい。この状態では第八識の具体的な働きを観察することができず、真実の大いなる智慧を生じることはできない。一般的な理解と領解は解悟の境地とはかけ離れており、解悟と証悟の隔たりは極めて大きい場合もあるが、これは主に日頃の六波羅蜜の条件如何によるものである。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

根塵識の三者和合触の秘密

次の記事 次の記事

六識の現量における了別(一)

ページのトップへ戻る