衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年03月05日    月曜日     第7開示 合計154開示

親証と実証の重要性

多くの者が悟りを開く以前は、真如仏性について様々に想像を巡らせます。しかし、悟りを体得した後には、真如仏性が実はこのようなものであったこと、そして従来の理解が全て誤りであったことに気付きます。他から聞いたり学んだりしたものに、自らの意識的な思考を加えたものは、現実との隔たりが決して小さくありません。正しく想像し得た者は、無量劫以来、果たして何人いたでしょうか。一人も存在しなかったと私は考えます。ゆえに、意根が直接的に証得するものが最も確実です。自ら証得しようとするならば、自ら思量し考察せねばなりません。意識的思考の結果をそのまま受け入れ、自らの現量結論とするべきではありません。この点は、仏法を学び修行し、心を明らかにして悟りを証得する上で極めて重要です。

——生如法師の開示
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六識における受・想・行・識の心所法

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仏法を学ぶことは自心を覚照し煩悩を調伏するためのものです

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