衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年04月02日    月曜日     第2開示 合計291開示

身口意の行いと果報

身・口・意の行為は、現れた瞬間に業となります。身とは身体の行為的造作、口とは言語の行為的造作、意とは七識心の思想的造作を指します。どの衆生であれ、行為的造作が存在すれば必ず業が生じ、果報が伴います。それは身・口・意の行為の善悪性と軽重によって決まります。身体行為の造作には善悪と軽重があり、言語行為の造作には善悪と軽重があり、七識心の思想的造作には善悪と軽重があるため、果報にも必然的に善悪と軽重が生じます。意図的な行為には意図的な果報が、無意識の行為には無意識の果報があり、果報を受けない行為は存在しません。意業を犯さない、あるいはごくわずかしか犯さないのは、貪・瞋(しん)・痴の煩悩を断ち切った三果・四果の聖者および地上の菩薩のみであり、それ以外の者は皆意業を犯しています。口業は身業よりも犯しやすく、多くの人は言葉に慎みがありません。身体で業を造る者はそれほど多くはありません。もし身体で多く業を造る者がいるとすれば、それは貪・瞋・痴の煩悩が極めて重い人です。

——生如法師の開示
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