問:疲れや焦りを感じる時、怠惰な状態に陥りやすく、集中できないことがあります。どのように調整すればよいでしょうか。
答:誰もが多くの業障を抱えており、障縁が現れると修行は困難となり、怠惰が生じます。修行の過程は進んだり後退したりするもので、時に精進し、時に怠惰になります。業障が現れると焦燥感が生じ、集中できず精進が続かなくなります。このような時は、楞厳咒をより多く唱え、その咒力で業障を消滅させ、道心を堅固にし、修行を加速すべきです。咒の力は非常に大きく、自力のみで修行を成就することは困難です。諸仏菩薩や護法神の加護に依り、業障の一部を遮断し、干渉を受けず、業障を排除してこそ、持続的に精進し、最終的に成就を得られます。従って見道以前は楞厳咒を途切れず唱え、一定の回数を定めて日々堅持すべきです。咒力の加護は甚大で、慣れると思わぬ効果が現れ、知らぬ間に自らが変化していることに気付くでしょう。
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