衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年04月12日    木曜日     第1 回の開示 合計340回の開示

四大極微は常住法か

常住法は如来蔵のみであり、物質的な四大極微は常に生滅しています。生滅するものである以上、常住不変のものではありません。四大極微を構成する四大種子は第八識における本有の種子に属し、第八識に依拠する限りにおいて常住と言えます。しかし四大種子は因縁がなければ作用を起こすことができません。例えば無余涅槃の境地においては、四大種子は休眠状態にあり、いかなる法も生じさせません。もし四大種子が生滅するものであるなら、無余涅槃中の如来蔵における四大種子は消滅しているはずです。阿羅漢が涅槃の境地から出る時、四大種子が再び色身を現すなら、その四大種子はどこから来るのでしょうか。もし四大種子が如来蔵に常住するものであるなら、四大種子は不生不滅の常住法ということになります。

如来蔵は形も相もなく、如来蔵に内在する四大種子あるいは七大種子もまた無形無相です。これらの種子は如来蔵に常住しています。もし常住でないなら、如来蔵はどのような法によって再び種子を生じるのでしょうか。如来蔵は四大・七大の種子を用いて一切の法を生じます。もしこれらの種子がなければ、如来蔵は何らかの法を生じる手段を失い、もはやこれらの種子を生じる法や種子そのものが存在しなくなります。

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——生如法師の開示
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