四念処観行に関する二十六の問答

問：身体のチャクラ図は存在するのか？

答：身体にはチャクラが存在します。チャクラは身体の各経絡が集まる主要な箇所であり、気脈がこれらのチャクラを通る際の感覚は全て体験済みです。気脈が最初に身体のいずれかの部位を通る際、それぞれ対応する反応が生じます。体調が悪ければ悪いほど詰まりは深刻化し、チャクラを通る際の感応はより強烈になります。詰まった箇所ほど通過が困難であり、世に伝わるチャクラ図は概ね正確と言えます。

修行においては宗派に拘わらず、外道の法かどうかも気にする必要はありません。もし我々に有益ならば排斥すべきではなく、他宗他派にも優れた点はあり、長所を取り入れることで多くの利益があります。我々の身体構造は外道と同一であるため、修身の段階で現れる現象は似通っています。たとえ主動的に修身を志さず修心を主としても、座禅修行は身体の問題に関わるため避けられません。従って修身に有用な方法を幾らか理解し、現状を把握して対応策を証得すべきです。

我々の身体は外道やいかなる宗派の者とも同一であり、構造もチャクラも、気脈が運行する方式や経路も同じです。ならば外道の法を排斥せず、理解すれば現在の色身がどのような状態か把握でき、問題に遭遇しても驚き慌てることはありません。外道は修身を主とし、我々は修心を主とします。修心は修身から離れられず、身体の気脈に関する知識と対治法を理解し、自身の問題解決に役立てます。その他のことは一切気にする必要はありません。