衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2021年05月25日    火曜日     第2開示 合計3414開示

四念処観行に関する質疑応答25

問:昨夜11時30分からソファで座禅を組み、片足を組んで般若心経を唱えた後、心が落ち着き、呼吸を観じ始めました。次第にうつらうつらとした状態になりました。約30分後、身体が心地よく感じられ、ふわふわとし、徐々に身体が振動し始め、その振動はますます大きくなっていきました……自分を制御できなくなり、呼吸もできず、身体は揺れ、目を開けることもできず、心臓の鼓動が速まり、息が詰まりそうでした……心ではわかっていましたが、自分を制御できませんでした……非常に恐怖を感じ、自分が死ぬかと思いました。声も出せず、叫べず、動けず、やっとのことで倒れ落ちました。長い時間が経ってようやく平静を取り戻しました。 

答:最初に禅定を修める際、心が静まった後、気脈の巡りが良くなると、気機発動の現象が起こる可能性があります。これは全身の経絡が通る良い兆候であり、身体を大いに調えることができます。もし身体の状態が非常に良くない場合は、いきなり深い禅定に入らず、徐々に進め、少しずつ身体を調えてください。そうすることで突然の変化に適応できなくなるのを避けられます。 

禅定に入り出ることを始めたばかりの頃は、自分の意思とは関係なく、身体が気機に制御され、自分で思うように動かせないことがあります。時間が経つにつれ、次第に和らぎ、自分で制御できるようになります。身体の気機が発動した時は、ただ安心して、何も気にせず、心は空であればあるほど良く、問題は起きません。ただ自分を空にし、空にすることを厭わず、敢えて空にすれば、空になれば問題はなくなります。

——生如法師の開示
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性障軽微にして禅定を起こしやすい

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