問:昨夜11時半からソファで坐禅を組み、半跏趺で般若心経を唱えた後、心が落ち着き、呼吸観察を始めました。次第にうつらうつらとした状態になり、約30分後に体が心地よくふわふわと感じられ、徐々に体が震え始め、その揺れが次第に大きくなり……自分を制御できなくなり、呼吸が止まり、体が揺れ動き、目を開けられず、鼓動が速くなり息が詰まりそうになりました……心では分かっていながら自分をコントロールできず……非常に恐怖を感じ、死を覚悟しました。声も出せず叫べず動けず、ようやく崩れ落ちました。長い時間を経てようやく平静を取り戻しました。
答:初めて禅定に入る際、心が静まった後は気脈の巡りが良くなり、気機が発動する現象が生じることがあります。これは全身の経絡が通じる良い兆候であり、体調を整えるのに大変効果的です。もし身体の状態が非常に良くない場合は、急に深い禅定に入らず、徐々に時間をかけ、少しずつ体を調和させるべきです。そうすれば突然の変化に適応できなくなってしまうことを防げます。
最初のうちは禅定に入ったり出たりする際に無意識の反応が生じ、体全体が気機に支配され、自分の思い通りに動かせないことがありますが、時間が経つにつれて次第に和らぎ、自分で制御できるようになります。気機が発動した際は、ただ安心して何も考えず、心を空にするほど良い状態です。心が空になればなるほど問題は起きません。ただ自分を空に委ね、捨てて空にし、敢えて空にすれば、空になれば何事もなくなるのです。
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