衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2021年05月08日    土曜日     第2 回の開示 合計3384回の開示

四念処観行問答21

問:座禅中に口が乾く場合はどうすればよいですか?

答:口に津液がなく上焦と下焦が通じず水火が調和しない時は、太極八卦図を観想します。火が右胸から丹田へ降り、水が丹田左側から胸元と喉へ昇る循環をイメージすれば、水火が調和し口内の津液が増えます。それを飲み下せば内臓を得られます。観想の効果は定力に比例し、観想力と禅定力、そして福徳と徳行の深さでほぼ全ての問題が解決します。

問:座禅中に脳神経が弾かれたような振動を感じるのはなぜですか?

答:気脈が頭部に到達し血流が通っている証です。瘀血がある部位を気が通ると振動を覚えます。気の流れが強ければ強いほど感覚が明確で、疏通効果も高まります。他の部位でも同様に、感覚が鮮明な程詰まりが深刻で、気脈の運行が強力であることを示します。

問:座禅後、体重が減ったように体が軽くなるのはなぜですか?

答:気脈の運行が円滑になり四大が変化したためです。気は上昇性質を持つため、気が満ちると体が浮揚感を得ます。軽快に歩け、威儀が備わり活力が漲るのです。

問:体がだるく作業意欲が湧きません

答:寒湿の気が体内に滞留し四大の水火バランスが崩れているためです。水過多で火不足の状態では体が重く朝起きられなくなります。寒湿気を排出する方法を工夫すれば改善します。

——生如法師の開示
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