衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年05月11日    金曜日     第6開示 合計471開示

意根の先天智は無量劫の熏習に由る

雌鳥が初めて雛を孵化させる時、どのように卵を温め、嘴で卵を転がし、温度を調節するかを知っています。雌鳥の意識は孵化の方法を学んだことがないのに、なぜ生まれつき雛を孵化させる知恵を備えているのでしょうか。

雌鳥の意識は新たに生まれたもので、前世との繋がりがなく、今世の意識も孵化技術を学んだことがありません。本で知識を得ることも、誰かに教わることも、同種の雌鳥から指導を受けることもなく、意識が学習する機会は全くなかったはずです。それでも雌鳥は卵を孵化させることができます。なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

三、四歳の子供の中には、作曲や楽器演奏が自然にできる者がいます。その子の意識も新たに生まれたもので、作曲を学んだことがなく、誰にも教わらず、楽譜も読めないのに、生来作曲ができます。どうしてこのようなことが可能なのでしょうか。

これらは全て意根(マナス)が前世から持ち越した智慧であり、意根が先天性的に具える智慧であって、無量劫にわたる熏習の結果なのです。

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——生如法師の開示
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五蘊と六識はすべて意根の所依である

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意根の証自証分

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