繁中日語

日常開示

2018年06月11日月曜日第2 回の開示 合計623回の開示

福田・禅定・智慧の違いにより、菩薩の悟りの段階は異なります

法を観察することにおいて最も究竟なるものは仏であり、菩薩が悟りを開いた後の観察であっても完全に究竟することはできず、その程度は不十分です。したがって菩薩の証悟は無数の段階に分かれており、あらゆる法を即座に悟ることは不可能であり、また最も徹底的に悟ることもすべてにおいて叶いません。

菩薩の福徳が異なり、禅定が異なり、智慧が異なるため、悟りの段階も異なります。ある時点に至って、もし菩薩が四禅八定を修めなければ、その後における法を悟ることができず、制限を受けることになります。極めて大多数の仏法は依然として極めて深い禅定を通じて悟られるものです。

一部の人々はあえて禅定の作用を否定しようとしますが、菩薩が禅定を修めなければ、道業は根本的に進展することができず、ある階位に停滞し、ある段階に留まり、突破できません。微細な法や極めて微細な法は必ず禅定と神通力の配合があってこそ証得され、完全に体得できるのです。甚深なる智慧もまた、極めて深い禅定と神通力の配合のもとで証得されるものです。

——生如法師の開示

第六・第七識がともに如来蔵を証得してこそ真の悟りである

如来蔵の知は意根の知とは異なります