繁中日語

日常開示

2018年07月19日木曜日第3 回の開示 合計754回の開示

第八識は肉体を離れて別に存在することができるのか

問：第八識は肉体を離れて別に存在することはできますか。

答：第八識には五つの遍（あまね）き性質があり、遍一切時、遍一切地、遍一切処、遍一切界、遍一切法に及びます。すなわち第八識は肉体を維持するほか、色声香味触法を維持し、宇宙器世間を維持し、十八界を維持しています。無色界の衆生には肉体がありませんが、第八識が第六識と第七識の存在を維持しています。色身を持たない幽霊衆生においても、第八識はこれらの衆生の第六識と第七識を維持しています。

自己の身体は自己の第八識が執持していますが、外界の物体は一個人の第八識で管理し得るものではなく、全ての縁ある衆生の第八識が共同で管理し執持しています。もし一個人が外界の生存環境を変えようとしても、その力は極めて微弱であり、菩薩でさえも容易ではありません。

——生如法師の開示

識が塵に触れるとき、根・塵・識の三者が和合触し、その結果は何でしょうか。

四大禅病