衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2021年03月18日    木曜日     第5 回の開示 合計3203回の開示

父子合集経講話(一五七)

夢の中で瞋恚煩悩に苦しむ飲食の報い

原文:仏は王に言われました。「その通りです。愚かな凡夫異生は、飢えに迫られて夢の中で苦い味を喫し、心に瞋恚煩悩を生じ、このような業行を造ります。身三・口四・意三の行い。その業を造り終えた後、直ちに滅び去ります。この業が滅び去っても、東西南北・四維上下のいずれの方向にも依存せず留まりません。しかし最後の際、命根が滅する時、自らが造った業報がことごとく現前します。あたかも夢から覚めて夢中の事を思い出すが如く」

釈:仏は説かれました。「王よ、まことにその通りです。愚かな凡夫異生は、夢の中で飢えに迫られて苦い飲食を摂り、心に瞋恚煩悩を生じ、悪業の行いを造ります。身三・口四・意三の業。最初から造り始めた時、業行は造りながら刹那に滅していきます。これらの業行が滅した後、東西南北・四維上下に依存して留まることはありません。しかし命の終わりが近づいた時、自らが今生に造った業報が全て現前します。ちょうど夢から覚めた後、まだ夢の中の事を思い出しているようなものです」

——生如法師の開示
前の記事前の記事

父子合集経講話(一五六)

次の記事 次の記事

修行の最優先目標は受を断ずることではありません

ページのトップへ戻る