衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2021年03月07日    日曜日     第3 回の開示 合計3164回の開示

父子合集経講話(一四三)

死蘊と生蘊

原文:大王よ。識はその主となり、業は縁となる。二種相因って、初めの識が生起する。或いは地獄に趣き、或いは傍生に堕ち、琰摩羅界の果報、及び阿修羅、人若しくは天に至る。初めの識が生じた後、各々その報いを受け、同分の心品は相続して転じ続ける。最後の識が滅する時、これを死蘊と名付け、最初に生起する識を生蘊と名付ける。

注釈:阿頼耶識は後世の五蘊身を生じる主であり、業種が縁となる。この二つの因と縁が和合する時、次の世の最初の識が生じる。衆生は地獄に趣き、或いは餓鬼道に堕ち、或いは畜生道という三悪道に生まれ、あるいは阿修羅道・人道・天道という三善道に生まれる。最初の識心が生じた後、衆生は各々その業報を受け、同じ色身における識心が絶え間なく連続して運行する。命終時に識心が滅すれば、色身は死屍となり死蘊と称され、色身に最初に生じた識心を初識とし、色身の五蘊を生蘊と名付ける。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

三果における断ずべき煩悩の惑い

次の記事 次の記事

外道たちはなぜ初めて仏の説法を聞いてすぐに証果、さらには四果を得たのか

ページのトップへ戻る