衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常開示

2021年01月17日    日曜日     第2 回の開示 合計3008回の開示

楞厳咒を効率的に暗記する方法とは?

楞厳咒の加護は非常に大きく、福徳を増し、戒律を円満に守り、心に雑念なく専一となり、仏法の修行に精進し、道心を堅固にし、法を選ぶ眼を得て魔の擾乱を遠ざけることができる。具体的には『楞厳経』第七巻において世尊が楞厳咒を保持する種々の利益を説かれている。よって仏教徒は学仏の初期において、毎日楞厳咒を誦持し暗誦することが極めて必要である。仏菩薩と護法神の加護のもと、多くの干渉と障害を省き、世俗の心を修道心に転じ、修行の進歩が速やかになる。

楞厳咒を速やかに暗誦するにはどうすればよいか。これは記憶力による。楞厳咒を読誦する際、専心一意に雑念を排し、注意力を全て咒文に集中させれば、読誦に熟達する頃にはほぼ暗誦可能となる。もし読咒中に雑念が多く心が統一されなければ、注意力が散漫となり、咒文は記憶に留まらず、長く読んでも暗誦は困難である。雑念を交えぬためには速読または一気呵成の読誦を選択できる。ただしこれは気を損ね易い欠点があり、短時間は影響ないが長期に及べば支障を来す。真に専念して読誦すれば短時間での暗誦が可能である。注意力集中の補助として木魚を叩く方法を選ぶことができる。木魚がなければ手で机を叩き、リズムを均等に保ち韻律を整えれば興味が引き出され、注意力が集中し、読誦を好むようになれば速やかに暗誦の域に達する。

——生如法師の開示
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