衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2021年01月10日    日曜日     第3開示 合計2986開示

汚染された種子は転換されるのか、それとも滅除されるのか

染汚された種子とは、染汚の心によって造られた業行が残した種子であり、この種子が成熟すれば衆生は悪報を受け、報いが尽きれば種子は滅除されます。もし染汚の業を懺悔し、心が清浄に転じれば、染汚の種子も消滅し、来世において悪報を受けず、あるいは軽減される故に、染汚の種子は滅除されるのです。無明が次第に滅除されれば、心はますます清浄に転じ、明が徐々に増大し、染汚の種子はます多く消滅し、完全に滅尽して心が究竟清浄無余となれば、即ち仏と成ります。無明が薄れ明が厚くなるにつれ、染汚は次第に減じ、清浄なる善業はますます増大し、遂には清浄なる業と種子のみが残り、染汚の業と種子は存在しなくなります。

——生如法師の開示
前へ前へ

分段生死とは何ですか

次へ 次へ

父子合集経講話(第八十八)

ページトップへ戻る