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日常法話

2020年12月08日    火曜日     第3開示 合計2884開示

父子合集経講記(四九)

内空界とは何でしょうか?

原文:大王。云何内空界。若此身内。皮肉血等。显现增长。离质碍性。谓若眼窍。耳穴面门咽喉。咽啖饮食。所引滋味。于肠胃间。通彻而出。

解釈:仏はおっしゃる。大王よ、内空界とは何か。この身体の内の皮・肉・血などが、その増長を顕現させながら質礙の性質を離れているなら、これを内空界と言う。質礙の性質があれば、皮肉も筋骨も生長することができず、制限されてしまう。眼窩、耳の穴、顔面の鼻孔、咽喉など、空で何もないところが空界である。飲食物を飲み下して味わった後、飲食物が食道に沿って胃腸に入り、消化された後また排出される。口腔から食道、胃、大小腸へと至るこの通路が空界であり、質礙がない。もし質礙があれば空ではなく、飲食物は身体の中に入ることもできず、まして体外へ排出することもできない。

空界とは何か。ここで言う空とは虚空のことであり、何一つ存在しない空、からっぽで広々とした意味である。身体の内に皮がなく、血がなく、肉がなく、障害がなければそれが空である。血管の中に空間があってこそ、血液が流れることができる。気管が空であるからこそ、私たちは呼吸ができる。胃腸の中に空界があってこそ、食べ物がその中を流れることができる。身体の中に空間があってこそ、気体・液体・飲食物・大小便などがその中を流れることができ、細胞が分裂し、筋肉や筋骨などが生長することができる。

身体の細胞の中には隙間と空間があり、それによって細胞の中の各微粒子が隙間の中をそれぞれの軌道に沿って運動することができる。細胞の中の電子・陽子・イオン・核子などの粒子の間にはすべて隙間があり、微粒子の間で初めて様々な物理反応や化学反応が起こり、細胞が分裂と増殖を起こし、色身が変化することができる。細胞と細胞の間にもすべて隙間があり、呼吸によって取り込んだ酸素が初めて身体の細胞の中に入って血液を生成し、身体の中を流れることができる。身体の中の様々な隙間を内空界と呼ぶのである。

六処とは色・声・香・味・触・法であり、それぞれの色法は地水火風の四大によって構成され、さらに空大もあって共に色法を構成している。すなわち色法は五大によって構成され、色法の中には空間と隙間がある。色法の中の四大の物質が空間を包み込んでおり、物質の色法の中の空間の大きさが異なり、空大の占める割合が異なるため、物質の色法の密度が異なり、物質の物理的性質が異なるのである。

さらに、この六処の色法はすべて六識心の中に顕現されたものであり、後脳の勝義根 (indriya) のところで像を結ぶものであるから、内六塵に属し、その中で勝義根のところの空が内空界に属する。内空界はどこから来たものか。来る時には来る所がなく、去る時には去る所がない。

——生如法師の開示
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