衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年11月18日    日曜日     第8開示 合計1028開示

思考が明瞭でないのは禅定が欠如しているためです

全ての人は自らの思考をよく訓練し、正しい方向から大きく逸脱してはなりません。思考が明晰でないのは必ず禅定が不足しているからです。その場合は精進して禅定を修めるべきです。もし禅定が修まらないなら、自らに福徳が欠けているか、戒律が十分でないか、習性が重すぎるか、あるいは身体に障りがあるかを点検しなさい。

多くの人は禅定が不足し、定力が足りないため、思考がついていけず、多くの法を勝解できず理解できなくなります。修行は次第に落伍し、他人の後塵を拝することになります。各自が努力して自らの問題点を見つけ、不足と欠点を探し出さねばなりません。発見した後は改善策を講じるべきです。自らを振り返り、欠落を補うこと自体が精進なのです。

定力が少しでも不足すれば観行は十分に至らず、語ることに根拠がなくなり、必ずしも真実とは言えなくなります。故に自らの観行力が十分でない限り、自説を断定的に表明すべきではありません。

——生如法師の開示
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外相分には必ず外法塵が含まれます

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病気を治すことは医者の八識が共同で患者の色身を変えることである

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