衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年08月24日    月曜日     第3 回の開示 合計2567回の開示

如来蔵の働きの次第を観察する

五蘊十八界の一切法は如来蔵性であり、この理は如来蔵を実証した後に観行して初めて次第に通達できる。意識で想像して如来蔵が何らかの作用を及ぼしていると考えるだけでは、如来蔵の運作を観察することはできず、五蘊十八界の如来蔵性を観察することはできない。理解はあくまで理解であり、想像はあくまで想像であって、実証ではない。

如来蔵が如何に種子を記録保存し、如何に因果を実現するか、これらは唯識種智に属し、地上の菩薩のみが現量で観察できる。如来蔵の種子の機能作用、世間の万法を現起する機能作用、及び如来蔵の全ての種子の機能作用は、全て唯識種智の範疇に属し、地上の菩薩のみが現量観察できる。地前の菩薩は煩悩が重く禅定が不足しているため智慧も不足し、六識七識が識を転じて智と成していないため、これらの甚深微妙な法義を観察する力がない。理解したものは現量観察に代えることができない。

——生如法師の開示
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