繁中日語

日常開示

2020年08月01日土曜日第1 回の開示 合計2503回の開示

煩悩の断除について

煩悩というものは、証果を得た後、初禅定が現れ三果の聖人となって初めて微細な煩悩を断じることができます。まず貪欲を断ち、次に瞋恚を断ち、四果に至って我執と我慢を断ちます。初果と二果の修行者は煩悩を降伏させるのみで、粗重な煩悩は現れませんが、微細な煩悩は時折生じます。我見を断つ前の凡夫の段階では煩悩を抑え伏せることしかできず、時として抑えきれないこともあります。初禅以上の禅定を得た者も煩悩を抑え伏せることができますが、断除することはできません。四果阿羅漢は煩悩を断じていますが、習気が時折現行し、自覚なく制御できない場合もあり、他人の指摘を必要とすることがあります。

——生如法師の開示

近視と老眼の錯覚

さまざまなレンズによる錯覚