問:人が不慮の事故で指を切断した後、意根が執着する限り、一定時間内に再接続すれば機能を回復できます。しかし器官や身体の一部が本体から離れた後も鮮明な生命徴候(ねじれたり跳ねたりするなど)を示すのは、やや理解しがたい点があります。意根はどのようにして離れた器官や身体の部分を活動状態に保つのでしょうか。浮塵根がなくなった場合、意根と如来蔵はどのように離脱した器官や切断された肉体を制御するのでしょうか。如来蔵は意根を通じて離脱した器官に虚空から直接種子を送ることができるのでしょうか。それともこの動きは無意識の神経反応に過ぎないのでしょうか。
答:離脱直後の器官は身体上の器官と同様、意根と如来蔵が共同で維持しています。如来蔵が四大種子を提供して身根の需要を満たし、意根が離れた器官は不要だと判断すると放棄するため、如来蔵は四大種子の供給を停止し、それらの器官は生命活動を失います。
四大種子が器官上で絶えず生成と散滅を繰り返すことで、器官は四大の特性を具現します。風の動転性、地の牢固性、水の滋潤性、火の暖性があります。種子で構成された微粒子が絶えず生住異滅を繰り返し、微粒子の絶え間ない運動変化によって、各種のエネルギーが生じます。例えば運動エネルギー、熱エネルギー、位置エネルギーなどです。
離脱直後の肉片が動くのは、神経組織がまだ伝導機能を保ち、機能が壊死しておらず、意根と如来蔵がともに維持しているためです。意根の執着が強ければ強いほど、肉の動く時間は長くなります。ある畜生は死亡後長時間経過しても、身体が分割されて売られても、肉片がまだ動いています。この畜生は非常に自身の身体に執着しており、誰がその肉を買ったかをすべて知っており、将来必ず復讐します。衆生が遭遇する縁には、恩返しや借りを返すものもあれば、怨みに怨みで報いるものもあり、関係は特に複雑で、冤家のない者は一人もいません。
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