衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年09月28日    木曜日     第1開示 合計4024開示

なぜ精進すればするほど魔障が現れるのでしょうか

仏道修行は逆風の中を車で走り、逆流の中を舟を漕ぐようなもので、車や舟が速ければ速いほど抵抗は大きくなる。業縁は風や水の如く、これに順じれば生死の三悪道に落ち、これに逆らえば解脱涅槃を得る。もちろん順じるのは楽で、力を入れずとも自然に下っていくが、逆らえば抵抗は山積し、歩みは困難を極める。しかし修行者は勇敢であるべきで、障縁を恐れず、抵抗が大きければ大きいほど、障縁が大きければ大きいほど、ますます勇猛に突破し、業力の支配に甘んじることは断じてない。

一気に業障の関門を突破するのが最も労力を省く方法であり、抵抗に遭って退けば、目の前には常に障壁が立ちはだかり、解脱を遮る。仏道修行において生ぬるい人は、どんな障縁も現れず、家庭は円満で、事業は順調に進み、健康も良好で、お金はどんどん増えていき、世俗のあらゆる事が順調に運び、干渉も魔障もない。なぜなら精進しないあなたには、解脱の兆しが見られないため、干渉する必要がなく、いずれにせよ三悪道の客であるから、債権の回収に困ることはなく、怨敵もあなたが手のひらから離れることを心配しない。精進しないため、業種をかき乱すこともできず、業種が早期に成熟して報いを受けることも促せない。報いを受ければ借りはなくなり、修行は順風満帆だ。しかし業種が成熟せず、業縁が現れなければ、依然として如来蔵に眠ったまま潜んでいて、あなたを六道の生死に引きずり込み、解脱にとって永遠の障害となる。

——生如法師の開示
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如来蔵は何に基づいて色身を執持し変造するのか

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