衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2023年07月22日    土曜日     第1開示 合計3982開示

任督二脈と小周天における気脈の巡り

定を修め呼吸を観じる過程における気脈の運行状況:最近数日、座禅で呼吸を観じていると、気息が会陰部を強く衝撃し、会陰・尾閭・腰背部、骨盤の熱感が明らかに強まっている。おそらく昨年2月頃、後頭部の勝義根を通る際、当時左耳は五ヶ月以上も耳鳴りがしていたが、気脈が脳部を通り終えた後、左耳の耳鳴りは治まった。昨年5月、座禅中、舌先が完全に上顎(口蓋)と前歯に接していなかったため、気脈が右上歯と右下歯の間を通る際、上歯茎全体が炎症を起こし、上歯三本を損傷した。

これは気脈が督脈に入る際に現れる現象であり、気脈が背中の督脈を運行する際、前面の五臓六腑や全身にも調理作用をもたらす。気脈は尾閭から背中に入り、後頭部の付け根まで突き上がる際に一定の障害がある。これを突破して後頭部の勝義根に入る。ここの障害は多少大きいかもしれないが、眼・耳・鼻・舌などの諸根は効果的に調理され、聡明になり、眼病・耳鼻舌の病は治癒される。気脈が一旦後頭部に到達したら、必ず座禅を一層励行し、気脈をもっと充実させ、頂上の百会穴を速やかに通過できるようにすべきである。そうすれば治病効果もより良くなる。気脈が後頭部を運行する際、業障気が頭頂の百会穴から出て行くよう観想してもよい。これもまた疾病の消除に役立ち、気脈が速やかに後頭部を通り過ぎ、任脈と督脈の接合部に入り、任督二脈を打通するのに資する。

歯茎の炎症は、気脈が強く歯茎に滞り、熱量が歯茎を焼いて炎症を起こしたものである。もし舌尖の任脈と歯茎の督脈が良く連接し、気脈が順調に歯茎を通り抜けて舌の部位に入り、そこから任脈に入って小周天の循環を完成させれば、このようなことは起きない。三脈のうち、気脈はまず任脈を通り、次に督脈を通る。任督二脈の循環が通じた後、中脈に入る。中脈は最も通りにくいが、ひとたび打通されれば、あらゆる病が無くなる。

——生如法師の開示
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