衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2023年05月18日    木曜日     第2 回の開示 合計3942回の開示

如来蔵の不生不滅性

如来蔵の真心は得ることもできず、失うこともできない。失わず得ないとはどういう意味か。それがすなわち不生不滅の意味である。生じなければ得ることもない。なぜなら本来より存在するからである。滅びなければ生じる必要もなく、従って得る必要もない。真心そのものが無為法であり、何かを修して無為に至る必要はない。修して得た無為法は七識の無為であり、やがて滅する時が来る。故にそれも依然として生滅法なのである。

真如無為は不生不滅であり、如来蔵に随伴して影の形に添うように存在する。如来蔵は形も相もなく、互いに包容し合い、協力し合って一切の法を成じる。しかし包容しても包容の相はなく、ただ互いに排斥しないだけである。仏の如来蔵と衆生の如来蔵も同様に、互いに協力し合い、包容し合っている。故に衆生の如来蔵が仏の如来蔵に融け込む必要はない。如来蔵は色法ではなく、内も外もなく、互いに進入したり融け込んだりすることはできない。色法こそが互いに融け入ることができるのである。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

法界不増不減の意味

次の記事 次の記事

如来蔵は来もせず去りもせず

ページのトップへ戻る