衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年02月13日    火曜日     第7開示 合計39開示

証とは何か

実証とは意根が自ら証得することを指します。実証は単に明心見性の実証を指すだけでなく、多くの法が実証を必要とします。仏法であれ世俗法であれ、すべてこれに当てはまります。意根が証得することを親証と呼び、これは自ら証明するものであり、意識が伝達したり転送したりするものではなく、意識が伝聞で得たものでも、意識が学び取ったものでもありません。意根が証得していない法はすべて虚証です。実証がすべて意根に関わる以上、意根はあらゆる法を獲得する鍵となる要素であり、その中には必ずさらなる秘密と法義が存在します。

我見を断つことと悟りを開くことは共に意根の証得によるもので、意根の実証です。意識による証は虚証に過ぎません。たとえ明心した後でも、実証すべき法はまだ数多く残されています。しかしどのような法であれ、意根が認め確信すればすべて実証となり、世俗法も含まれます。あらゆる法の運行には意根が関与しています。もし実証に意根が関与せず、意根が実証していなければ、それは地に足が着かず、心が落ち着かず、意根に無明が残り、智慧のない凡夫に過ぎない状態と言えます。

——生如法師の開示
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