衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2018年03月27日    火曜日     第7開示 合計269開示

仏の心と行いを学ぶ仏教徒

第八識は具体的な万法と六塵の境界を了知せず、これは第七識の了知する部分であり、また六識の了知する内容である。真心と妄心の体性、それに対応し了知する内容は厳密に区別すべきであり、そうして初めて正しい認識と智慧が得られる。第八識が知り、意識が知らなければ何の役に立つだろうか。意根が知り、意識が知ってこそ意義があり、作用があるのである。

万巻の書を読むことができても、その意味を知らなければ真の精進ではない。法を学ぶ根本的な目的は智慧を得ることであり、無数の知識や学問を収集するためでも、学ぶために学ぶためでも、まして他人に見せるためでもない。したがって智慧を得るために、我々が何をすべきか、どうすべきかは、心を込めて考えるべきことである。仏法を学ぶ者は、仏の心と行いを学ぶのであり、仏の言葉を全て収集するのではなく、仏の言葉を通じて仏の心を理解し、その後仏の心を学び、仏の行いを模倣し、最終的に仏と平等無二となり、慈悲を人に施すのである。

——生如法師の開示
前へ前へ

意識を無念にしつつ意根を参究するにはいかにすべきか

次へ 次へ

『円覚経』における一切法皆清浄の真実義

ページトップへ戻る