衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2021年04月17日    土曜日     第4 回の開示 合計3316回の開示

四念処観行に関する質問解答7

問:座禅中に呼吸を観察するだけで、できるだけ呼吸を導こうと参与しないようにしていると、ふと気づくことがあります。この呼吸システムは自動化された機械のようで、わずかに死んだ肉のように感じられます。これはどのような現象でしょうか?

答:これは修道の進歩です。修道の初歩的な効果であり、禅定中の観行が求めるまさにこの効果です。今後さらに多くの新たな発見が現れ、このような量の変化が一定のレベルに達すると質的変化に至ります。質的変化とは次第に五蘊の身が全て自動機械のように虚偽で幻化的であり、自らの意思に従わず、全てが無常で無我であることを発見し、最終的に我見を断つことができるようになることです。故に観行は単純に観ること、現量の観が重要で、意識の主張や考えを加えてはなりません。徐々に無始劫以来気づかなかった事実と真理を発見するでしょう。真理を発見するには、ただ注意深く観察し、観じる法に専念するだけで、時が経つにつれて功徳が深まり、自然と成就します。法に内在する事実が明らかになるのです。

——生如法師の開示
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