経典を聴聞し無明を破る
衆生が寡聞で無智であるのは、経典を聴聞せず、見聞が狭く、仏法の真義を理解せず、世間の真理を知らないためであります。智慧を得ようとするならば、仏法を学び、経典を聴聞し、経蔵に深く入り込むことで、智慧が生じ、智慧が海の如く広大となるのでございます。仏語を篤く信受し、経典を多く聴き法を多く聞くことにより、一つの道理を悟れば一つの無明を破り、一つの愚痴を減らし、身口意が清浄となることで、心に喜びが生じ、煩悩なくなるのであります。
1
+1