定(じょう)の種類は多く、その境地もまた多くあります。あるときは仏法を思惟しているうちに禅定が現れ、あるときは仏法に対して強い感銘を受けたときに禅定が現れ、あるときは心がとても静かな状況のときに禅定が現れ、あるときは何気ない折に定が現れ、あるときは極端に怒り苛立っているときに定が現れ、あるときはとても苦しいときに定が現れます。要するに、心のすべてを一点に集中させ、このことをことのほか重要だと考え、他のことに構う余裕がなく、他に顧みるものがなくなったとき、禅定が現れるのです。
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