衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

生如法师のウェブサイトロゴ

日常開示

2018年07月16日    月曜日     第3 回の開示 合計747回の開示

意根の疑い

意識は比較的抽象的なものを思考できますが、意根は縁取る法が非常に多いため、了別する智慧はやや劣ります。抽象的な思考には対応しにくく、必ず自ら経験を求め、目で見て初めて事実と認め、受け入れることができます。ですから、意根がある事柄にまだ疑いを抱いている場合、その懸念は継続的に心に留まり、念々その事柄に意識を集中させ、実際に経験して初めて心中の疑いを解消するのです。

「黄河に辿り着くまで諦めない」とはまさに意根を指します。意根が物事の究極的な根源に到達しない限り、心を死なせることはありません。ある事柄に未だ疑念を抱いている場合、意根はそれを執拗に捉え続け、常に探究して明白にしようとし、もはや進む道がなくなるまで、ついには南の壁に激突して初めて方向転換を決意するのです。

——生如法師の開示
前の記事前の記事

無明から明へと転じる意根の過程

次の記事 次の記事

意根の了別智

ページのトップへ戻る