衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2020年09月24日    木曜日     第4 回の開示 合計2643回の開示

仏教徒は株式投資を行ってもよいのでしょうか?

八正道には正命と正業があります。正命とは、合理的で人を欺かず、他人の利益を損なわない方法で自分と家族を養うことであり、そうでなければ修行の道は正ではなく邪となります。正業も同様に、すべての行いが正でなければならず、人を欺き利益を損なう邪な業行や邪法を用いてはなりません。衆生の利益を損なう行為は菩薩行ではなく、全ての修行者が行うべきことではありません。そこには因果関係が存在し、将来因果に報いる必要があります。菩薩は因果を善く知り、因果律を厳守すべきで、そうすれば過ちや災いが生じません。菩薩の心の在り方は自己を捨てて他者に尽くすものであり、世俗における行いの最も基本的な実践は、衆生の利益を傷つけないこと、最低限でも相互利益を達成すべきで、自己が勝ち他者が損するものであってはなりません。相互利益が達成できない場合は、むしろ自分が損をしても他者を損なうべきではありません。株式投資における心理は、自分が損をして他人が勝つことを望むものなのでしょうか?共に勝利する状況を達成できるのでしょうか?

——生如法師の開示
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