十一種類の色法、五根、五塵、法処所摂色は必ず六識の生じる前に存在しなければ、そうでなければ六識は現れません。六識が生じた後、独影境の出現を促進することが可能です。独影境は意根の妄想によって現れ、意識を了別させ、さらに独影境の幻化と更なる生じを促進します。根塵が接触した後、識心が生じます。意識は内法塵が出現する前に生じません。意根が外法尘を縁する時、意識は生じず、意識の生じはありません。意根が無明の遮障を受ける時、一切法を了別する際、その実質を知らず、真實相を知らず、無明を破除して智慧を生じることができないため、六識の機能が受阻受限されます。意識が佛法を修学する時、不断に意根を熏習し、意根が理を明らかにした後、五阴世俗法は生滅変異不実であり、空無我であることを證知し、さらに五阴身と一切法の実質が如来藏性であることを再證知します。
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