衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2022年11月03日    木曜日     第1開示 合計3722開示

瑜伽師地論 第三十四巻(二十七)

原文:いかにして山の事象が変化し無常なる性質を観察すべきか。一時にはその山を見て、森林が鬱蒼と茂り、岩が林立してそびえ立つのを観る。また一時には、その森林の林立した岩が、荒廃し崩れ落ち、高低不揃いで、火に焼かれ水に流されるのを見る。これらの事象を見た後、こう思うのである。かくのごとき諸行の本性は無常であると。その他の点は前に述べた通りである。

釈:いかにして山川山脈の変化し無常なる性質を観察すべきか。ある時点では山脈の林木が生い茂り、山岩が林立して雲を貫くように見え、後の時点ではその森林が林立していた山岩が荒廃し崩れ落ち、傾いて倒れんばかりに不揃いとなり、あるいは火に焼かれ、あるいは水に流されるのを見る。これらの事象を観察した後、心の中でこう思うのである。かくのごとき諸行の本性はまことに無常であると。

——生如法師の開示
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瑜伽師地論第三十四巻(二十八)

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