衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2021年11月10日    水曜日     第1 回の開示 合計3536回の開示

明知に至る呼吸現象の観行

観じる法に対する無明の知は、現象界に堕し、現象界を真実と認めることである。明知とは現象界の生滅と不真不実を知ることである。中間の観行プロセスが重要であり、無明から明への転換が肝要である。現象界の背後にある理を観じ得た時、それが明知である。意根が明知を得る時、必ず定慧等持の三昧が現れる。この過程は長引くかもしれない、前世の基盤が弱ければ今世の苦労も多くなる。『楞厳経』の周利槃陀迦の呼吸観察法を参照せよ。彼は鼻端を離れず、極めて専一に呼吸を観じ、遂に四果を証得し、更に四禅定を修得した。

回向文:我々のネットワークプラットフォームにおける全ての弘法と共修の功徳を以て、法界の全ての衆生に回向し、世界の民衆に回向いたします。世界の平和を祈願し、戦争起こらず、烽火燃えず、干戈永遠に止むことを。一切の災害ことごとく消退せんことを。各国の人民が団結して助け合い、慈心をもって相対しますよう。風雨時に適い、国泰び民安んぜんことを。一切衆生が因果を深く信じ、慈心をもって殺生せず、広く善縁を結び、広く善業を修め、仏を信じ学び、善根を増長しますよう。苦を知り集を断ち、滅を慕い道を修め、悪趣の門を閉ざし、涅槃の路を開きますよう。仏教の永き興隆を祈願し、正法が永住しますよう。三界の火宅を変じて極楽の蓮邦とならんことを。

——生如法師の開示
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