問:座禅中に頭が割れるように痛むのですが、どうすればよいですか?
答:これは気脈が頭部に運行し、頭部の気血がやや滞り、頭部を突破できない際に現れる反応です。軽く深呼吸をしながら、心の中で念仏を唱え、金色の仏光が頭部を照らし、病障の気を排除して気血の運行を円滑にすることを観想してください。頭部が黄金色の仏光に包まれ、黒灰色の業障の気が全て消散し、それから頭脳の清涼感を仔細に感じ取ります。頭部が清涼になった後、さらに数回深呼吸し、落ち着いてから、まず禅定の中で非常に安定した状態になってから、呼吸を観じ始めてください。
問:座禅で呼吸を観じている時、気流が鼻腔と咽喉の境界部を通過する際に摩擦音が生じ、その後ずっと喉が炎症を起こして治らないのですが、どうすればよいですか?
答:その部位が詰まり気血が通じないため、炎症が生じているのです。深呼吸しながら念仏する方法で調整・治療すれば、鼻腔と咽喉の通り道を開通させることができます。また咽喉部を叩いたり刮痧(グアシャ)したりすることもできます。時として意識が過度に集中すると、この部位に火が集まって散らず、のぼせや炎症を引き起こすことがあります。観じる部位を変えるか、あるいは軽く流れるように観じ、特に一点に集中して力を入れないようにしてください。
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