衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

生如法師ウェブサイトロゴ

日常法話

2018年04月10日    火曜日     第4開示 合計331開示

意根の要所を見つけてこそ修行成る

生死自在は意根に在り。四禅八定を修めれば生死自在を得、行くも留まるも自在となり、閻魔大王の及ぶところではない。これこそ意根が生死を制し、禅定と相俟って成るもので、さもなくば食事を語るだけでは空腹は満たされぬ。

身根の作用一つ一つに意根を容易に見出せ、心念の転換毎に意根を認めやすく、法識別の転機にも意根を見いだせる。要するに、意根は時処を選ばず作用し、刹那刹那に顕現する。

意根の法、この意根という開閉器は今や開かれ、尽きることなく湧き出づ。これに依って修行するは真に捷徑、再び迂路を辿ることはない。定力はこれに随って増し、心は深く安穩となり、証法は必然である。

解脱般若唯識七群へようこそ  238 324 425  

——生如法師の開示
前へ前へ

如来蔵による器世間、五蘊身、および意根心行の了別

次へ 次へ

如来蔵による七大種子を以ての五陰七識変現

ページトップへ戻る