衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年04月11日    水曜日     第3開示 合計334開示

五蘊十八界は第八識の変現である

問:六界の地水火風空識は、第八識と同時に存在するのか、それとも先に第八識があり、その後で六界が生じるのか。

答:六大種子あるいは七大種子は、第八識が本来具える種子であり、後天的に生じたものではありません。第八識があれば七大種子があり、因縁条件が具足した時、第八識がこれらの種子を出力すると、衆生の五陰十八界の世間が生じます。第八識は常に存在しており、衆生の業種が成熟すると、まず地水火風空の五大種子を出力し、衆生がこれから生存する宇宙器世間を形成します。生存環境が整った後、再び地水火風空の大種子を出力して衆生の色身を造り、次に意識心の種子を出力して衆生の意識心を生じさせ、さらに五識の種子を出力して前五識を生じさせます。こうして衆生の七識五陰が具足し、衆生は胎内から出て、五陰世間の生活を営むことができます。第八識のこれらの活動には、意根も参与しており、第八識が意根に随順して変造したものなのです。

——生如法師の開示
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無余涅槃における第八識と心所の存在及び活動について

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如来蔵はいかにして衆生の根身器界と業種を了別するのか

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