衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2021年04月08日    木曜日     第1 回の開示 合計3279回の開示

観行の過程と結果

観行の過程と結果 呼吸を観じ心が静まってくると、呼吸システムが自動化されたプログラムのように、無情物と変わらず、自分とも無関係だと気づきます。これが修道の進歩であり、まさに求められる効果です。今後さらに多くの新たな発見があり、この量変から質転換が起こります。質転換とは五陰身がすべて虚妄の幻影であり、無常で無我であると悟ることです。

次第に心は肉体から離れ、感覚からも離脱します。自身は二つの部分に分かれます。一つは観じられる対象である無情の色身組織システムで、鈍重な機械のようです。もう一つは観じる識心で、動きは非常に緩やかになり、情緒や執着が薄れ、心境は安定して平静を保ちます。感受も次第に減り、単純な観察と認知だけが残ります。しかし覚察力はますます強くなり、心は微細に入り込み、真相を次々と発見します。やがて観じる側と観じられる側が空虚になり、機械的になり、無我の境地が深まり、無明が薄れていきます。ついに無明を打破し、我見を断ち切るに至るのです。

四念処観行グループへの参加をお待ちしています:728899981

——生如法師の開示
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正念の入息、正念の出息、正念の住とはどのようなことなのでしょうか。

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