衆生無辺誓い度す
煩悩無尽誓い断つ
法門無量誓い学ぶ
仏道無上誓い成す

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日常開示

2018年06月13日    水曜日     第1 回の開示 合計634回の開示

六識、七識、八識の所縁対象はどのようなものですか

問:塵相を離れると、識は現起することができない。したがって、前七識の五十一個の心所が作動する時、必ず一定の塵相に縁る。前五識は五塵相分のみに縁り、色法塵に属する。第六・七識の所縁には色法塵もあれば、心法塵もあるか。

答:六識が生起する条件の一つは根塵相触であり、六塵は六識生起の必要条件である。ただし、意根が現行して滅しない条件は三界の種子が存在し、貪欲があることである。意根は無始劫以来ずっと存在しているが、無始劫以来ずっと貪瞋痴の煩悩と無明を有している。

心所法の作動条件は、識が存在する限り、心所法は必ず識心に随伴して作動する。識は心所法の形式によって作動するのである。

前五識の所縁は色声香味触の五塵であり、法塵に属さない。第六・七識の所縁には色法塵(五塵上の法塵)と独影境、心法塵(八識と八識の心所法)、非色非心法塵(心不相応行法など)が存在する。

——生如法師の開示
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