衆生无边誓願度
煩悩无尽誓願断
法門無量誓願学
仏道無上誓願成

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日常法話

2018年07月06日    金曜日     第2開示 合計713開示

如来蔵における情報は共有されます

如来蔵はインターネットの中にあり、いつでもどこでも自らの五蘊の情報を外部に発信し、一切秘密にしません。そして如来蔵が別の如来蔵から得た情報を意根が知ると、意根はその五蘊の情報を了別します。これが衆生同士の感応と相互交流の関係であり、如来蔵の情報共有とも呼ばれます。如来蔵はいつでもどこでも五蘊身の外界のあらゆる情報、六塵の境界を摂取でき、意根もまたいつでもそれに縁することができます。自身にとって有用な重大な情報については、警覚させて意識に知らせ、重要でない情報は意根自らが処理するか、あるいは無視するか、もしくは如来蔵に保存されます。

もし衆生の六識の間で情報を共有でき、隠すこともなく全てが透明で、陰湿な場所もなければ、殺生・窃盗・邪淫・妄語も存在せず、世界はどれほど素晴らしいでしょうか。生きることはどれほど気楽で愉快なことでしょう。諸仏の心は互いに透明で、何も隠すところがありません。神通力を持つ菩薩同士の心もまた透明で、隠すところがありません。このような生命の質こそが最高なのです。

——生如法師の開示
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衆生の煩悩と習気は調伏し難い

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