日常開示

2018年09月28日金曜日第3 回の開示 合計854回の開示

修行の段階

修行の手順：聞・思・修・証である。聞は意識によって成し遂げられ、意根がこれを補助する。思は意識が先に思惟し、広く情報を収集して意根を薫染させ、意根もまた思慧を発起する。修は意識が参謀となり、意根が主導して観行参究を発起する。証はこの二者が共同して仏法を証得する。実際の修行は証法後の事柄であり、意識が煩悩を降伏・断除し、さらに意根を監督して煩悩を降伏・断除する。意識の転変が意根の転変を影響・牽引し、それによって自我を改め、識を転じて智と成し、より深い智慧を獲得するのである。

——生如法師の開示

修定の原理

一切法の証得は現観の結果である